ウォーターパーク長瀞は今から14年前、以前勤めていた会社が立ち上げた2つ目のキャンプ場です。ちょうどその年にわたしは独立を決めて退職し、その最初の仕事が、このいちょう広場の遊具作りでした。
木製のデッキテラスと大イチョウを組み合わせて、滑り台やブランコ、アスレチック、ターザンロープなどを製作。その後も、なかなかの人気スポットになっていると聞いてはいましたが…
そのキャンプ場が昨年10月の台風により壊滅的な被害を受けました。キャンプ場の脇を流れる荒川が氾濫して、キャンプ場を借りてそっくり呑み込んだのでした。
写真のいちょう広場も2メートル近く水没。遊具の多くが流されたとの事です。今の水面からは10メートル以上高いところにあったのですが…
キャンプ場全体の復旧工事は半年に及び、今年のGW前には間に合う筈でしたが、今回の新型コロナウイルス禍で再開を延期。
その後一部に限定して開業したところでした。
遊具の復旧工事はかなり以前にお話をもらっていて、設計も見積りも通っていたのですが、なにぶんにも他の仕事が忙しく…
「向井さん、もうそろそろお願いしていいですか?」
と先週末に連絡をもらった時には、緊急事態宣言が解除されるという情報まで付いてくる始末。
日程調整を頑張って、本日着工の運びとなりました!
この夏にはコロナウイルスの悲劇も過去のものとなって、アウトドアを楽しむ家族連れで(そこそこ)賑わえば良いなと思っています。