ナチュラルなオープンスタイルのお庭を損なわず、ドッグランを作る
以前からおつき合いの深谷市I様邸における外構、エクステリアのリフォーム工事です。お庭を完成させた当初、裏手の方にドッグランを製作したのですが、なにぶんにも成長したゴールデン・リトリバーには手狭となり、いっそ庭全体をドッグランにしたいというのが今回のご希望でした。もともとオープンなナチュラル外構ということで設計したお庭ですので、その雰囲気を壊すことなく、でもワンちゃんには安心して遊ばせてあげたい…… その結果編み出したのが、緩やかな曲線に配置した天然木材のスリットフェンスと2つの木製扉でした。柱と柱の隙間は20センチ。頑張ればゴールデン・リトリバーとはいえ、抜け出せる幅です。ただこれ以上の柱を使えば閉塞感が生まれますし、何より予算も厳しくなるということで、随所に鉢やガーデン・オブジェを配置し、後は植栽で埋めていくという手法を採用しました。