年末特有の忙しさにかまけて、
久々の更新になることお許しください。
10月の事なのですが、宮城県で今年初めて開催された
東北・みやぎ復興マラソン2017
に出場しました。
これは、宮城県ではじめて開催されるフルマラソンであり、
コースのすべてが被災地であるという意義深いマラソン大会。
コース各所に配置された給水所(エイドステーション)には、震災前かつてそこに住んでいた町の人々が戻ってきて、水やその土地特産の食材をランナーに振舞います。
ちなみに私事なのですが、遡ること10年前に膝を痛めて以来、長距離走を控えていたのです。
しかし、そうした趣旨に賛同し今回に限り仲間と参加することにしました。
ユニホームに使ったTシャツは、
宮城県山元町の仲間がオリジナルで作ってくれたものです。
結果的には、古傷の膝が痛み出し、20キロ地点でリタイアすることとなりましたが、沿道からとても多くの声援を頂き、その声援の言葉が「頑張れ」ではなく、
「ありがとう」
であることに、走りながら深く感動させられました。
来年も参加は難しいかもしれません。
ただ、多くの方に声をかけて一人でも多くの方がこの感動を共有できるよう、
このマラソン大会を広めていきたいと思います。